karasuさんからのコメント。


皆さん初めまして。KARASUです。

まずはこの場をお借りして、ユシアさんお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。


さて皆様「足枷」いかがでしたでしょうか。

この曲について語るにはまず、あの一件は外せないでしょう。
それは昨年、2003年の冬に頂いたユシアさんからのメール・・・・・・
それ以前にも曲を公開しているサイト上ではお互いの作品を褒め合っては
喜んでいたのですが(笑)、そのメールには切実に作品についての感想や
音楽に対する想いが連綿と書き連ねてありました。
そして決定的な一節が・・・(申し添えますが恋愛感情とは無関係の内容です。が、
どうしても知りたい方は直接ユシアさんまで)


私もユシアさんの誠意に応えようと出来る限り本心で、真剣に返事を書きました。

と、そうする事で不思議と自分の音楽に対する想いも見直す事ができました。
そうしてユシアさんへの返事を書きながら沸いてきたイメージで、ある曲を書き始めたのです。
イメージが比較的しっかり出来上がっていたせいか、その曲は短時間でエンディングまで
進んだのですがどうも納得がいかず、何か物足りない、と言うよりも
何かが足りないな、と公開には踏み切れずにいました。
そんな時にユシアさんから一枚の画像が届きました。雪と、花・・・・そうか!
私が探していたのは「花」だったのです。
すぐに曲は前面的に作り直し、全て弾き直しまして納得のいく形にする事ができました。


なんだか全然「足枷」が出てきませんね。

ただ、足枷が生まれたのはこの曲を作り直している最中だったのです。
とかく閉鎖的になりがちな私の作曲活動の中で、誰かから授けられたイメージから何かを得る、
と言う体験がよほど鮮烈だったのか、ユシアさんのキャラが強烈だったのかは分かりませんが、
(ホントは分かってる気も・・・)
いつの間にか、浮かんでくるフレーズをユシアさんの唄声でイメージしていたんですね。
そしてあまりにも明確にイメージが出来上がってしまった?ので足枷を一気に書きました。
ユシアさんにも言っていないのですが、実はこれ、歌詞、メロは半日で作りました。


結果として曲が出来てからユシアさんに歌って頂くお願いをした訳ですが、

断られたらどうしようかと内心ドキドキものでした。
ユシアさんがNOだったらお蔵入りだなと思っていましたから。
でも快諾して頂けて本当に良かった!
そこからはとんとん拍子で・・・でもなかったですが、とにかくお互いに出来る事はトコトンやろう
と言う姿勢で臨んできました。
歌詞中の「叫んで」の部分だけ連発したファイルを頂いて「どの叫んでがいい?」と
たずねられた時には「こやつ、やる気だな!」と思ったものです。
そう言えば私も「鹿になって唄ってくれ」とか言いましたねー。
まあそれ位ぶっ飛んだ事を言えば、もしかしたら私の事を「実はすごい人なんじゃないか?」
と思ってもらえるかな?と言うネライも・・・
具体的には、そういう細かい部分を煮詰めつつ、私は伴奏に手を加え続け、ユシアさんは
必死に歌詞を覚え?私一人ではここまでが限界と思えるところまで出来た伴奏を送り、
ユシアさんに通しで唄を歌って頂きまして、その唄のみのデータを聴きながらさらに伴奏に
手を加えて完成、と言った流れでした。


この曲を作り終えて私の中に強く残った印象は「共鳴」でした。

「もうこれ以上は出来ない」と思った伴奏であっても、それにユシアさんの、その伴奏に乗せた
唄を聴くとまた新しいフレーズが出てくる。
そんな素晴らしい体験をさせて頂きました。
でもそれは製作に携わった人間に限った話では無く、聴いて下さる方皆様に共通する
キーワードでもあると思っております。
いかがでしょうか?


最後に。

次回、もしもまたお目にかかる機会がありましたら、もっと短くまとめよっかなー、と
思っております。
ありがとうございました。

KARASU